投資家の売買動向を紐解こう


《IMM通貨先物ポジションを活用しよう》
投資家の売買動向を探る際に、プロのトレーダーも参考にしているデータとして、以前紹介したのが米国商品先物取引委員会(U.S. Commodity Futures Trading Commission, CFTC)のIMMポジションです。今回は、こちらの数値が足元再び大幅な円売り越しとなってきており、ドル円市場が大きく円売りに傾いていることがうかがえます。そこで今回は、このIMMポジションについてもう少し深堀して解説していくことにします。

まず、IMMポジションについて基本的なことをおさらいしていきましょう。米国商品先物取引委員会は、毎週火曜日の取引終了後の商品先物の建玉枚数を、その週の金曜日午後3時30分(米国東部時間)にホームページ上に公表しています。一点注意が必要なのは、毎週火曜日のデータであることです。そのため、それから金曜日の取引終了時までの売買データは反映されていないことになります。そして、一般的にNon-Commercial項目がヘッジファンドやCTA(Commodity Trading Advisor、商品投資顧問業者)などの投機筋の売買動向を表すことから最も注目されている数値です。ドル円でいえば、Shortポジションが大きく積みあがっていれば、一般的に市場は円売りに傾いていると投資家は判断しています。逆にLongが大幅に積みあがっていれば、円高に市場が偏っていると読みます。

そして基本的には、FX業者から配信される情報でもこちらのIMMポジションのデータは知ることができますが、今回は、ご自身でも実際の数値を確認できるように見方も併せてご紹介します。まずは、米国商品先物取引委員会のホームページから、「Market Data & Analysis」をクリックし、ページを下にスクロールしていき、「Current Legacy Reports」のうちの「Chicago Mercantile Exchange」の「Long Format」を見ます。そして、順に見ていくと「Japanese Yen」が出てきますので、そのうちの「Non-Commercial」のLongとShortの積み上がりを見ることで、市場の偏りを判断することになります。

そこで直近10月9日(火)時点の数値を確認しますと、ドル円のIMMポジションは、-115,201と大幅な円売り越しとなっており、これは2月のVIXショック時と同じくらいの積み上がりで、その時もドル円は104円台まで下落しております。

やはり、相場は多数派の幸せにはならない傾向にあるといえます。ただし、今回の数値には世界同時株安となった10月10日(水)の売買動向は含まれていないことから、今後公表されるデータがどのような変化を見せているか注視する必要があるでしょう。

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