今日は私の知り合いの優秀なFXトレーダーさんの、トレード手法をお伝えします。
(※写真はモデルさんです)
私のトレード
皆さんのなかにも、沢山の本を読んでFXの知識を吸収している人がいらっしゃると思います。ただし、いざ本番だと損するのではないかと不安になり、なかなかトレードができない人がいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、私が実際にトレードをしている場面をお伝えすることで、皆さんに少しでも参考になればと思います。
以前にも軽くお伝えしましたが、まず私は、朝一にドル/円やユーロ/ドルの前日の高値、安値の水準に水平線を引きます。加えて、ストップがありそうな水準や、何度も上昇が止められているところ、もしくは下落が跳ね返されているところにも水平線を引きます。また、トレンドラインが引けるようであればそちらも足しています。次に、日足や週足チャートで、移動平均線や一目均衡表、ボリンジャーバンド、MACDを用いてポイントとなりそうな水準などを確認しています。その後順々に4時間、1時間、30分、15分、5分と時間軸を短くして相場の流れを把握するようにしています。当然その日の重要指標や要人の発言などが行われるかもチェックしています。
そして、私が日々の取引時間でトレードがすることが多いのが、まずは9時55分前後の仲値取引です。私はスキャルピングといって、ごく短期間のトレードで10から15pipの利益をとりに行く取引を行っています。そのため、仲値にかけて、相場が一時的に歪んだところを利用して利益を狙いにいっています。特に毎月のゴトー日は、仲値に向けてドル円が大きく上昇することがあります。そこで、本来は下落傾向であったならば、仲値後に再びドル円が下落してくるだろうという予測のもと、9時55分あたりのドル円が大きく上に跳ねたところでショートでエントリーをすることが多々あります。
次は欧州の投資家が参入してくる16時前後もトレードチャンスを伺っています。一般的に、欧州時間は東京時間と異なり、逆張りよりも順張りが有効となるケースが多いです。そのため、下落傾向と判断したら、すぐに飛びつかずに一度5MAなどポイントとなる水準まで戻したところで売り参入を繰り返すことをしています。これならどん底で売りをつかまされることはないですし、もし買いの勢いが物凄く強ければ、相場が買いに変わったと判断して、売りを控えることで、損失する回数を減らすことができるからです。
以上は私が実践しているトレードですが、いずれにしても自分なりの根拠を持ってトレードを行い、それを後で見返すことで、より高い確率で利益を上げられるようになってくると思います。